那覇マラソン(NAHAマラソン)は、沖縄県那覇市を中心に開催される市民マラソンで毎年大きな盛り上がりを見せる人気大会です。
ランナーの頑張る姿に沿道の声援でにぎわう中、ランナーに設けられる時間制限で行われる封鎖方法が危険と話題に。
一体何が危険なのか「人間の鎖」といわれるものは何か、調査しました。
【那覇マラソン2025】人間の鎖が危険すぎる!

2025年12月7日(日)に開催された那覇マラソン2025である動画が話題になりました。
【衝撃】沖縄のマラソン大会にて、高校生らが「人間の鎖」をつくりランナーをせき止める様子が炎上「運営とランナーが大人げない」
— 進撃の爆サイ.com【公式】 (@roketdan2) December 8, 2025
学生を押しのけてゴールする大人に苦言が集まった模様。
危ないだろ。
※該当映像は20秒~#沖縄 #NAHAマラソンpic.twitter.com/3SIgTFc4Ng https://t.co/ez4bDoJMes
関門(タイム制限地点)でランナーの前に、高校生ボランティアが横一列に並ぶ姿がありました。
このような形でランナーに時間制限が来たことを伝えています。
しかしながら、ランナーがそれを強行突破する姿に驚いた方も多いました。


一体なぜこういった状態になってしまったのか見ていきましょう。
【那覇マラソン】人間の鎖は毎年恒例!

【人間の鎖】が危険すぎると動画を見た人からの声が上がっていますが、
関門(タイム制限地点)で、ランナーの前に高校生ボランティアが横一列に並ぶ姿は
実は2025年から始まったわけではなく、那覇マラソンの名物として定着していたものでありました。
この【人間の鎖】がいつごろから実施されているかは不明も、数十年前にはすでに存在していた可能性も。
また別のランナーコメントでは、
自身が高校1年生の時に「人間の鎖係」のために出場を見送った
2023年時点で「30回連続完走」を目指していることから逆算すると、高校1年生だったのは約30年以上前
つまり1990年代前半には既に「人間の鎖」という役割が高校生のボランティア活動の中に存在していた可能性が高いです。
これらの情報から推測すると、「人間の鎖」は、遅くとも1990年代前半には那覇マラソンの制限地点で実施されているようです。
30年以上の歴史がある可能性が高いと言えますね。
那覇マラソンの人間の鎖で高校生やランナーにケガの可能性も!

那覇マラソンの人間の鎖で高校生やランナーにケガの可能性も考えられますよね。
とはいえ、人間の鎖には、学生側にもランナー側にもケガのリスクがあります。
■ 高校生側のリスク
・走ってくるランナーと正面から接触する
・腕を強く引っ張られる
・押されて後ろに倒れる
・列が崩れた際、連動して転倒しやすい
高校生は立ち位置を避けることができず“壁”として機能しなければならないため、衝撃をまともに受けてしまうことがあります。
■ ランナー側のリスク
・制限時間に気づかず学生の列に衝突する
・急に立ち止まって足を捻る
・腕が絡んだり、手を払った際に指を痛める
・突破しようとした際に体勢を崩す
時間ギリギリのランナーは焦りで判断が鈍っていることも多く、ぶつかる直前で気づくケースもあります。
安全確保のための規制方法が実施されつつ、行われていることを願いたいですね。
ただし、伝統行事として毎年行われている那覇マラソンの【人間の鎖】であることから、
肩や腕を組む高校生に向かってランナー(大人)が走りこむことが醍醐味であり楽しみにしている人も。
そういったことから理解の元実施されていると考えられますね。
まとめ
こちらでは、「【衝撃画像】那覇マラソン2025人間の鎖が危険すぎる?!毎年恒例も高校生やランナーがケガする可能性も!」についてご紹介しました。
【那覇マラソン2025】人間の鎖が危険すぎると話題になっています。
ですが実は、人間の鎖は毎年恒例のことであり「伝統」として認知している方も多くいました。
ただし、初めて見た人や実際に体験している方の中には危ないと感じる方もいたり、高校生やランナーがケガしたりするのではないかと心配することもありました。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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