フェミニズムやLGBTQ+のテーマを力強く描く作家・王谷晶(おうたに あきら)さんです。
代表作『ババヤガの夜』は2025年、イギリスでインターナショナル・ダガー賞を受賞するなど、今注目の人物です。
そんな、王谷晶の家族はどんな人たちなのか気になりますよね。
ご両親の職業や、兄弟についてさらに詳しく調べましたので、早速見ていきましょう。
王谷晶の家族構成は?

王谷晶さんの家族構成がこちらです。
- 父親
- 母親
- 王谷晶(本人)
東京都出身で、3人家族であると公表しています。
また、一緒に住んでいたいという情報はありませんが、
- 祖父
- 祖母
祖父母の存在についても明らかにされています。
家族については一般の方ということもあり、顔写真や詳細な個人情報は公開されていませんでした。
王谷晶の父親!

王谷晶さんの父親について、更に詳しく見ていきましょう。
名前については公表されていませんでしたが、年齢については過去のインタビュー(2023年)に70代半ばとあったため70代後半ではないかと推測しました。
父親は職業訓練所で木工を学び、現在も木工家・職人として家具や工芸品を作る仕事をしています。
自宅も作ったと言うことですが、父親が作る家はいまだに“完成”していないサグラダ・ファミリアのような自宅と面白く語っていました。
王谷晶の母親!

王谷晶さんの母親ついて、更に詳しく見ていきましょう。
母親に関しては、名前や年齢について分かる情報が出ていませんでした。
年齢については、「両親は年が離れた」などの情報はないため、父親の年齢を参考に70代ではないかと推測しました。
仕事については、父親の手伝いをするつもりはなかったものの、父親の仕事量が多くなったため手伝い始め、次第に仕事として関わるようになったとされます。
王谷晶さんは21歳~28歳頃、体調を崩し実家で療養していた時期がありました。
決して短くもない療養期間に実家に戻っていたと言うことはご両親からのサポートがあったと想像できます。
母親は、レシピ本を集めるのが好きだったとされ、手料理で王谷晶さんの健康面なども支えてくれていたのかもしれませんね。
王谷晶の祖父母!

王谷晶さんの祖父母についてがこちらになります。
※なお祖父母については、父方・母方どちらであるのかは不明です。
祖父については、名前年齢など詳しいことは分かりませんが仙台にいたという情報がありました。
幼少期に祖父が買ってくれたジル・バークレムの『野ばらの村のものがたり』シリーズが思い出の絵本と語っていました。

祖父は推理小説好きということで、王谷晶さんにとって祖父の存在は「本への興味」を持ったきっかけの1つかもしれませんね。
また、祖母についてはお酒が強い女性だったと語っていました。
親父は下戸で母親は普通なんですが、祖母がザルを通り越して輪っかみたいな体質で、それを継いでいるみたいです。
引用元:https://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi256_otani/20230825_4.htmlより
その血筋を王谷晶さんは受け継いでいると、自負していましたよ。
王谷晶の両親は書店を経営していた!

王谷晶さんのご両親は過去に、
東京の大塚で小さな書店を経営していました(閉店)
王谷晶さんが生まれる直前まで営業していたとされ、東京・大塚の詳しい場所までは分かりません。
書店を閉めた後も在庫の本をそのまま持って引っ越したため、家の納戸は「小さな本屋さん」状態だったといいます。
ご両親は仕事で忙しく、そのため自宅にあった「本」を読むなど自由に過ごすことが多かったと語っています。
「勉強しろ」と強制されることもなく、型にはまらない家庭環境だったようですね。
王谷晶は本に囲まれた生活を送っていた!

【写真右】王谷晶さん
王谷晶さんにとって、本は身近な存在だったといえる生活を送っていました!
ご両親の書店経営により本は常に自宅にあっただけでなく、小学校時代には読書に没頭していたという過去も。
それには、転校生としてクラスで孤立し、不登校を経験がありました。
そのとき、ご両親は無理に学校へ行かせようとせず、「別にいいよ」と本人を受け入れていたため、家で本を読むことが多かったそうです。
中学生になると、推理小説やBL(ボーイズラブ)も読むように。
- 島田荘司
- 倉橋由美子
- 高村薫
といった作家の作品を読みふけり、中島らものエッセイでエッセイの面白さに目覚めたとしています。
11~12歳の頃には本格的にオタク文化に目覚め、BL小説を熱心に読むようになりました。
王谷晶さんは自身の将来の夢について、このように語っていました。
10歳くらいの頃から、いずれ小説家とか作家になりたい、ではなくて、なってしまうんだろうな、みたいな気持ちがありました。将来の夢がいろいろあっても、最終的には小説家になってしまうんだろうな、という感覚です。
引用元:https://book.asahi.com/article/15009544?utm_source=chatgpt.com
10代で将来こんな自分になると想像していた王谷晶さん、幼き頃からの本との出会いが今の王谷晶さんを築き上げたといえるかもしれませんね。
まとめ
今回は、「王谷晶の家族構成は?両親は書店を経営していて本に囲まれた生活だった!」ということでご紹介しました。
王谷晶の家族構成は父親・母親・本人の三人家族です。
王谷晶さんのご両親は過去に書店を経営しており、王谷晶さんが生まれた後は転職をしています。
または幼少期から本に囲まれた生活を送っており、それが今の王谷晶さん築き上げたと言えますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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